2010年3月20日土曜日

計画

世間様では、『三連休』ってのになっているらしいですね?
三連休ってさ、やっぱり、出かけるものなのかな?

ニュースを見ていたら、どこぞの高速道路が39キロメートルの渋滞とか言っていた。
過去に15キロの渋滞に巻込まれた時でさえ、「もう絶対に混んでいる時は出かけないぞっ!」とか、「前の車が全部蒸発してしまえばいいのにっ!」とか思ったくらいだから、39キロの渋滞に巻込まれた人達は何を思うのだろうか?
焼津駅前で待ち合わせをし、ベンチに座って待っている時、いつもならば人が余り降りてこない時間帯の駅なのに、今日はリュックや鞄を持った人を沢山見かけた。
地元の一部のご老人にしか利用されない足湯が、何故か今日は人がいっぱいだったりした。写真を撮っている人すら居た。とても珍しい事だ。これは大地震の前兆ではないか?って思ってしまうくらい。

やはり休みにはちょっとしたお出かけをしたくなるのだろう。
かくいう私も、ちょっと前の計画では明日から出かけるつもりで居た。
しかし、テレビの天気予報などでは、明日は大荒れの天癸になると言っていたので、急遽、計画を変更したのだ。

『どうしても出かけたいのっ!』みたいな、子供のような強い気持ちが失せた中年にとって、『雨』と『混雑』と『長時間待ち』は気持ちを萎えさせる。

大佐殿に無理を言って、関東地方へ出かける予定を止め、近場のマイナー観光地(かな?)の日帰り予定に変更して頂いた。
それも、晴れの確率の高い月曜日に。


子供のような強烈な気持ちは失せたが、中年には中年の『なんとなしにぶらり』という気持ちはあるのだ。
そう思った時に出かけないと、仕事以外では出かけない引き籠もりのような生活になってしまいそうで怖いのだ。
だから、月曜日は晴れるようにと一生懸命に祈っているのだが、てるてる坊主を作るほどの熱意がないのも中年らしいところだと思う。


PCのブラウザには、ある駅名で検索した“グルメ”や“観光”や“車両”のタブが並んでいる。
頭の中だけはもう、お出かけ済みになっているのだ。

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