2009年11月7日土曜日

メール

今、携帯が続けざまにメール着信を告げた。

一つめは、
『おい、そこの中年っ!』
という呼び出し音。これはごく親しいローカル友人からのメール着信音。
メールの内容は、
“今年の忘年会について”という件名なのに、つづく本文には友人の仕事上の愚痴が綴られていた。読む人間を疲れさせる典型的な独りよがりメールだ。
とりあえず、波風が立たない程度の皮肉を込めた返信をしておいた。返信しないのも何かと面倒だし、へたに同情や同意の返信をすると電話がかかってくるので更に面倒だからだ。
電話がかかってこないところを見ると、私の思惑通りの反応だったらしい。成功だ。

それに満足している時に二つめのメール着信音が鳴った。
『メールがきたか。うつくしい…。』
と、マ・クベの声で告げた。

これは大佐専用の着信音だ。

昔の先輩…。いや、友人…?。いやいや、昔の先輩だけど年下の知り合いが結婚したとの情報だった。

あぁ、あいつが結婚できたのかぁ…。へぇ…。結婚って簡単なんだなぁ。


なぜかそう思ってしまった。それは現実ではないが、今の情報ではそう感じてしまうのだ。
不思議な感覚である。

私の周囲は入籍が続いている。
私の先輩も入籍したらしい。
私のローカル知人のバツ2男も12歳年下と入籍した。
そして、今のところ一番連絡を取っているローカル知人の女も台湾人と結婚するかもしれないなどとほざいている。


連鎖反応かよ…。


秋って、思ったよりも心寂しい季節かもしれない…。(苦笑)

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