2009年9月14日月曜日

敬老の日とシルバーウィーク



敬老の日が近づいている。
昔は9月15日となっていたはずだが、いつからか9月の第三月曜日になったらしい。

そして、ことしは色々と連休が重なり、一般土日休日休みの人達は、“シルバーウィーク”と称するれんきゅうになっているらしい。

そもそも敬老の日ってなんだろう?

今日、アルバイト先(今週は通院のために曜日変更)で、「明日は敬老会をやる」と言う話からあるお婆ちゃんの悩みを効く事になり、その流れでそう思ってしまった。
とりあえず、ウィキで調べてみた。



敬老の日(けいろうのひ)は、日本の国民の祝日の1日である。国民の祝日に関する法律(祝日法)では「多年にわたり社会につくしてきた老人を敬愛し、長寿を祝う」ことを趣旨としている。2002年までは毎年9月15日を敬老の日としていたが、2001年の祝日法改正いわゆるハッピーマンデー制度の適用によって、2003年からは9月第3月曜日となった。なお、敬老の日を第3月曜日に移すにあたって、高齢者団体から反発が相次いだため、2001年に老人福祉法第5条を改正して9月15日を老人の日、同日より1週間を老人週間とした。
引用 ウィキペディア 敬老の日

こんな感じで書いてあった。シルバーウィークは、老人週間をふくんでいるわけだよね?

老人を敬愛し、長寿を祝うべき敬老の日からショートステイに出されるお年寄りの多い事…。
今日、お話を聞いたお婆ちゃんもシルバーウィークをショートステイで過ごす事になり、それがとても嫌だというのだ。

おい!敬老の日を含めて5連休、主役のお爺ちゃんお婆ちゃんを他人の手に預けてどうする!?(私的な思いこみ多々あり。ケースバイケースが介護の基本だけど、主に、デイサービスを受けている人が私的老人の基本となっておりますので、不快に感じられる方もいらっしゃると思いますが、ご容赦ください…) 

確かに5連休だからさ、どこかへ旅行するには良いでしょう。気温もダンダン下がってきて、夏休みとは違った行楽がある事でしょう。
でも、お家のお爺ちゃんお婆ちゃんもたまには一緒に連れていってあげてよっ!
いつも平日はデイサービスで過ごしているんだから、こういう敬老の日っていう名前がある時だけでも、家族でお年寄りを敬って祝ってあげてよっ!

そんな勝手な事考えていた。たんなる介護の苦労を知らないマッサージ師といわれるかもしれませんが、昔勤めていた特養でも連休中は大にぎわいでした。
お爺ちゃんお婆ちゃんは、認知が進んでいても理解しているような気配があります。自分がいると家族の邪魔になると…。悲しい事です。


政府も老人介護と少子化を問題としているようですが、この二つは関連があるように思えてなりません。(私的な思いこみ)
昔、各々の家にはお爺ちゃんお婆ちゃんが居る事があたりまえでした。(私が小学生の頃)
学校から帰ると、親はいなくても爺ちゃん婆ちゃんがいてくれ、とても安心した気持ちになったのを覚えています。親は、安心して仕事をしていた事でしょう。自分は爺ちゃん子・婆ちゃん子でした。
いまでもお年寄りとお話しするのは大好きですし、老人の方を“嫌だ”とか“汚い”とか思った事はありません。老人は尊敬すべきなのです。生命の不思議さと重要性を認識させてくれます。

でも、いまの子供達は、“老人の免疫”が無いのではないかと思っています。老人への敬意を感じていないと思います。
いまのお年寄りは、“孫が遊びに来る”とは良く聞きますが、お孫さんと一緒に暮らしている方は数少ないようです。
昔は(昔貼って言うフレーズが多いかな…)、お爺ちゃんお婆ちゃんの仕事の一つに、“孫の世話”と言うのがあったと思います。“孫の世話”ってとても重労働で、知的要素を含み、そして愛情が必要です。そういう仕事をしていたと思うのです。
それが無くなったから、運動機能の低下が多くなり、認知なのどの症状が現われる原因の一つになったのではないかと…。(これは完全な想像・妄想・推察でしかありません)


お年寄りと子供、切り離して少子高齢化を悩むのではなく、“敬老の精神”と“子供の安心な保育”をあわせて、もっとお年寄りとの関係を深める方がよいのではないかと。老人福祉を商業科するのも経済のためかもしれませんが、自分と同じ血の流れた老人を他人に全面的に託しちゃって良いのだろうか?本来は、“我家の祖先”は“我家”で世話をし、それが負担になりすぎないように老人介護福祉ができたのではないだろうか?


なんて、結局、頭の中で思っていた事を書き出したらまとまらなくなりました…。(はい、いつものことです…)
完全なぼやきとなりましたが、今日思った事を記しておこうと思ったのです。



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