2009年7月11日土曜日

いちゃいちゃ、むかっ

昨日の話です。
ラーメン屋でちょっと酔っぱらって、友人の仕事が終わるまで時間を潰し、友人に誘われるままにパチンコ屋さんへ向かったのです。

酔っぱらった状態でのパチンコ屋さんはとても危険…。
案の定、大枚を使い込み、財布が軽くなる頃には酔いもさめてきました。
酔いがさめてくると冷静になり、自分の状態が暴走モードである事を確認し、行動を修正し、これ以上お金を使わないようにモードに移行したのです。

お金を使わないモードになると、パチスロをやっていてもパチスロだけに集中する事は出来ず、周囲の状態を観察する事になるのです。


いました。格好の観察対象がいました。
私の3つ隣で打っているカップルが大きな声で喋りながらパチスロをやっているのです。

「ねぇ、はやく遊びに行こうよ。」
「バァーカ、これで出たら金ができるじゃん。そしたら行けばいいよ。もう少し。」

どうやら男はパチスロをやりたくてしょうがなく、女の方は遊びに行きたいらしいですね。
男は次から次へと1000円札を投入していきますが、隣に座っている女はパチスロを良く理解していないらしくチンタラチンタラとやっています。(音で判断してますので正確かどうかは不明)

そのうち、女のパチスロ台からラッキーな音が。そう、女の方が先にビッグボーナスを引き当てたのです。
良くあるパーターンですね。男は女のビッグをそろえてやり、自慢気にボーナスゲームのやり方を説明しています。
「ビギナーズラックだな。」
男の発した言葉も良く聞くフレーズです。

女はボーナスゲームを消化し、続けてゲームを始めた時、
「ピピピピピピキィィー!」
と女の台が雄叫びを上げたのです。

うぁ、1ゲーム連チャンだ…。羨ましい…。


男は黙ってビッグをそろえ、女に向かって
「これでやめれば二人ともプラスになるからさ、お泊まりに行こうぜ!なっ?」


それからも女はパチスロを続けていました。男は自分で打つのをやめ、女のパチスロを見ていました。
私が帰る9時半頃までずっと。


女の稼ぎに期待する男…。なんとなく今の日本の男女間の力関係がわかったような気がするのです。

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