2010年10月26日火曜日

従甥

兄弟の子供だったら『甥』と『姪』になる。
これは誰でも知っているし、普通に日常会話でも使われると思う。
いくら親戚関係の薄い現代社会でも、『甥』や『姪』ぐらいは、親戚付き合いがあると思う。

従兄弟(従姉妹)となると、ちょっと怪しくなる。
従兄弟(従姉妹)って、つまり父親か母親の兄弟(姉妹)の子供同士ってことだ。
こうなると、あまり親戚付き合いもなくなるかもしれない。

だけど、私のような古い人間で、親の姉妹が多く、一地域に集中して済んでいた事のある場合、従兄弟(従姉妹)ってのは兄弟(姉妹)同然だったりするわけだ。
さらにいうと、再従兄弟(再従兄弟)“はとこ”までもが、顔見知りであり、兄弟(姉妹)同然に付き合っていたりもする。
再従兄弟(再従姉妹)“はとこ”ってのは、祖父、祖母の兄弟(姉妹)の孫同士って事。

私は、現在は妹がいるだけなのだが、実際には、結構な数の兄弟(姉妹)同然の関係があるわけだ。
現代で言うところの、『~兄弟っ!』ってやつではなく、親戚関係の兄弟(姉妹)同然って事なので、関知がいなく。


で、本題



今日、『従甥』がやってきた。
余り聞き慣れない言葉だが、『従甥(じゅうせい)』ってのは、従姉妹(従兄弟)の男の子供ってこと。
従兄弟(従姉妹)の女の子供だったら、『従姪(じゅうてつ)』という。

あまり聞き慣れないのだが、私は沢山の親戚関係のある土地で過ごしてきたため、昔から『従甥』、『従姪』という言い方を知っていた。これも、曾婆ちゃんが生きていてくれ、更に言うと、子供の頃に祖母に育てられたからだ。
今は曾婆ちゃんも祖母もいないが、その頃の知識だけは頭の隅にある。

で、『従甥』の話だが…。

いや、本当に可愛いんだっ!
本当だってっ!
ちょっと子供嫌いになりかかっていた私だが、この『従甥』にかかってしまうと、もうメロメロの猫可愛がりオヤジになってしまう!
第一、私の顔を見て泣かなかった赤ん坊ってのは、この子が初めてである…。


直接顔を見ようとするのは難しい私の状態。
なので、デジカメに撮影して顔をしっかりと見る事にした。

いや、可愛いんだってっ!!
まるでCMの赤ちゃんみたいだってっ!


と、狂ってしまったかのような可愛がりかた。
涎を垂らされようが、手をカミカミされようが、鼻水をつけられようが、一向にお構いなし。
いやー、やっぱり俺、本当は子供好きなんだよなぁ~って、再認識させられた。
ちょっと異世界の糞ガキ共様に関わってしまったため、『子供なんてうるさくて、面倒くさい生き物だっ!』なんて思ってしまっただけで。


この気持ちを少しでもわかってもらおうと、従姉妹を説得し、自分の子供でもないのに自慢したいというニセ親心を訴え続け、やっと何枚かの写真を公開する許可を得た。
本当は、もっと可愛い写真もあるが、許可が出なかったために秘密にしておく。
可愛い天使の写真がみれるのは、私の『友だちタグ』がついている人と、私のPCを直接のぞきに来る人だけとなった。

で、もったいつけた、その写真が、

2つのつむじを持つ男っ!

ちょっと眠いところ

風が強く、動くカーテンをみる

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