2010年10月17日日曜日

Citizen

天気の良い週末だった。
天気が良すぎて、私的には過ごしにくい日だった。

天気がよいと、騒ぎも大きくなるからね…。
お天気がよいとラテンの血が騒ぐのか、必ず怒号と悲鳴が聞こえるの。

そんな地域に住んでいると、情報は凄く大切。ネットでは集められない、ローカルな、市民レベルでの情報が大切になってくる。
へたに情報がないのに行動すると、竹篦返しを喰らう。

だから私は、ご近所さんとなるべくお話をするようにしているし、地元の旧友とも連絡を取るようにしている。ご近所さんといっても、もちろん、日本語が通じて、日本語が理解できることが前提だけど。日本語が話せても、日本語が通じない人って結構いるからね、今。


で、本題ですが。(個人的偏見がもの凄く強いです。ご容赦ください…)



土曜日にイベントがあったらしい。
なんだか知らないが、『焼津アキバ化計画』とかいうものがあったらしい。
ためしにGoogleさんで検索すると、
焼津アキバ化計画
なんて色々出てくるのだが、多分、一番最初に出てくるのが焼津市のホームページだとおもう。
http://www.city.yaizu.lg.jp/bunka_center/ivent/20101016.html

まぁ、焼津市が文化センターを貸し出している都合、イベントカレンダーにのせなくてはならないのはわかる。だが、もうすこし簡略的に、もう少しモザイクをかけて掲載しても良いのではないかと思うのだ…。
コスプレイヤーとか、痛車とか、アニメフェスとか、市民的にどうしても情けなくなるのだ…。

私がアニメ文化を否定するわけではないし、コスプレイヤーを否定するわけでもない。
ただ、なぜ焼津でやるのか?って所が疑問なのだ。
静岡ではダメなのか?浜松ではダメなのか?藤枝ではダメなのか?島田では?
そう色々考えてしまうのだ。
まぁ、想像するに、色々なところに『コスプレとアニソンやるんで、会館を貸してくれません?』と聞いてまわって、焼津だけが良いよっていっただけなんだろうけどさ…。文化センターで、コスプレ・アニソン・痛車だもの…。(※痛車って調べて始めて知った。初めは誤植だと思った…)


前々からネットでは、“焼津”のキーワードと“アニオタ”が同時に引っかかるようになっていた。
7月くらいには、某掲示板でも、“焼津ゲット”というワードが度々見られた。
それでこれを知っていたのだが、その時は少しでも焼津が盛り上がればと思っていたのだが…。


実際、土曜日に偵察にいってきた友人の話では、
『爺ちゃん婆ちゃんと子供だけには、あの世界を見せたくない』
と言うのが感想であった。
その友人もアニメ世代だし、コスプレイヤーを否定する人物でもない。
『焼津と何の関係があるのだろう?って感じ』、『異世界の住人が特別区に監禁されたような感じ』
との報告があった。
私は見ていないのでわからないが、確かにやりツノ特産品とアニメグッズは購買層も目的も違うから、アニメ関連目的の人は買わないだろうなぁって思う。


焼津の知名度が上がっただけではダメなのに。
焼津の産業と特産物が認知されるのが良い事なのに。
なにも焼津はアキバ化することはない。アキバ化といっても、アキバになれるわけでもないし、アキバは秋葉原に行ってこそのアキバ文化なのだから、焼津は焼津の文化で全国にアピールしなきゃダメなのに。


そんなふうに感じたわけでございます。


追記
『盛り上がっていたのは、他県から来たと思われるアニソン目当ての人と、お祭り好きの日本語以外の言葉を話す人だったよ』
これが友人からの最後の連絡でした。

0 件のコメント: